道具について![]()
| 新兵器登場! |
ウェステイの寿命は、だいたい15年前後はありますので、長い?付き合いになるのですから、
自分で頑張ろうと思われたら、揃えられたらいかがでしょうか?
スリッカー。。。全身のブラッシングに。
コーム。。。スりッカーでブラッシング後に、毛の1本1本を完全に梳かすために。
細かめと粗めがあると便利。
また、のみ取りぐしとして市販されているものは、細部を梳かすのに最適。
トリミング・ナイフ。。。本来ならば親指と人差し指で行うことを変わりに行う手助けをするもの。
細かめと粗めがあると便利。
粗目は、おもに抜くためのナイフ。細かめは、抜くよりも切れるので、仕上げなどに使う。
ハサミ。。。細部の修正や仕上げに。
ハサミとスキバサミが必要。
ハサミは、足先や耳先、コートの下を整えるのにつかう。
スキバサミは、トリミングラインをぼかしたり、繋げたりするのに使う。
バリカン。。。あまり使うことは、ありません。
強いて言えば、喉の下とお尻の下などベーリーショウトの部分。ここは抜くと痛いので、バリカンを使っても良い。
手バリカンでも電気バリカンでも可。
全身をバリカンでカットしようと思った場合は、電気バリカンが良いでしょう。
かんし 爪きり
かんしは、耳内の無駄毛を取るときに便利。
爪きりは、犬用のものを。棒状の爪を持つ犬には、人用のは不向きです。
トリミング・テーブル
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上から コーム、両目コーム、 かんし、爪きり |
| 上から トリミングナイフ(粗め) トリミングナイフ(細かめ) ハサミ、スキバサミ |
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手バリカン |

ウェステイのトリミングは、本来ならばプラッキング(毛を抜くこと)です。
プラッキングとは、親指と人差し指を使い、老廃毛を除去すること。
もう抜けてしまうであろう毛に刺激を与えて抜いてあげること。
それにより、毛は硬くなり、皮膚も刺激を受け、丈夫になる。
けっして、生きている毛を血が滲むくらいに引き抜くことでは、ありません。
毛を抜くには力は必要なく、毛先(毛の根元ではありません。)を数本つまみ、反動をつけて引き抜く。
全身を指2本でまんべんなく抜くのが理想ですが、それはとても大変な作業ですので、
トリミングナイフの出番となります。
トリミングナイフの粗めは抜く能力にすぐれ、切る力はほとんどないので、これを主に使います。
(但し、新しいものは切れやすいので注意)
細かめはけっこう切れるので、これは仕上げなどにつかいます。
プラッキングナイフの使い方は、ナイフの腹と親指の腹で数本の毛をはさみ、引き抜く。
このときの注意として、ナイフは皮膚と直角になるようにあてること。
寝かして(皮膚と水平に)あてると切れてしまいます。
まっすぐ上から下に動かす(又は、前から後ろに動かす)こと。
(毛の根元から毛先に向かうように動かす。場所により、上から下または前から後ろとなる。)
その時に、手首はけっしてひねらないこと。
ひねると切れてしまいます。とらがりの原因となります。
これからご紹介するのは、あくまでもプラッキングによるトリミングです。
バリカンでのトリミングは、これを参考に各自アレンジして行っていってください。
それから、プラッキングの後は皮膚が大変ダメージを受けているので、シャンプーは直後に行わないように。
また、雨などで濡らしてもいけません。
赤くなったり、膿んでじゅくじゅくする原因になります。
また、先にシャンプーしてからプラッキングする方法もありますが、とても抜けにくくなり、皮膚にも負担になります。
どうしてもシャンプーをしたい場合は、
プラッキング後、数日たって、皮膚の状態を良くチェックしてからシャンプーを行うのが良いでしょう。
また、プラッキングの後にクレイでドライシャンプーしてあげると、皮膚の炎症を抑えられます。
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