SHAMPOO![]()
まず、完全に毛を梳かすこと。
毛玉のままシャンプーすると、フエルト化してますます梳けなくなってしまいます。
耳内の無駄毛を抜く。
この毛がちゃんと抜かれていないと、外耳炎の原因となります。
かんしを使うと便利です。
全身を良くお湯を含ませ、肛門腺を絞り、シャンプー剤をつけ、もみこむように洗う。
そして、シャンプー剤が残らないように十分にすすぐこと。
シャンプー剤が残っているとふけやかゆみの原因となります。
頭部も恐がらずに同じように洗う。
耳は、是非耳内洗浄を。これにより、外耳炎の予防と治療にもなる。
よく水分を拭き取り、ドライヤーで乾かす。
始めスリッカーでざっと乾かし、コームで1本1本まで丁寧に乾かす。
その時に爪きりを行うと切りやすいでしょう。
肛門腺の絞り方
肛門の両横をつまみ、しごくように搾り出す。
このとき、肛門腺は大変悪臭を持っているので、テッシュなどで押さえて行うとよい。
よく分からない方は、ワクチンなどで獣医さんに行ったときにコツを教えてもらうといいでしょう。
これが溜まりすぎると、まれに爆発(肛門の横に穴があいて、膿みのようなものが出てくる。)する場合があります。
治療は抗生剤の投与で簡単に直るので、獣医師による治療を受けてください。
耳内洗浄について
耳の無駄毛を完全に抜く。
低刺激のシャンプー剤を薄めたもの又は、シャボネット(人用の手を洗う洗剤)を薄めたものを耳内に入れ、
耳の根元をもむようにして洗い、シャワーをじかに当て、洗い流す。
耳は、ぶるぶるした時に出てきたものだけをティッシュなどで拭き取る。
この時に綿棒は絶対に使わないこと。
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耳内洗浄の後は、耳内は大変傷つきやすくなっています。
綿棒でぐりぐりすると傷を付け、これが外耳炎の原因となります。
耳に無駄毛が残っている場合も、湿気が残り、これも外耳炎の原因となります。
外耳炎の予防や軽い外耳炎の場合は、耳内洗浄で治ってしまいますが、
傷みを伴なっていたり、赤く腫れていたり、耳の穴がふさがってしまうくらい腫れているものには、
この耳内洗浄は、適していません。
オテクリ―ンによる耳内洗浄 後 抗生剤の入った耳用の薬の投与
場合によっては、抗生剤の服用が必要となってきます。
これは、獣医師にご相談ください。
また、繰り返すしつこい外耳炎には、与えているフードを見直すことも大事です。
脂肪分の強い、添加物の多いフードは、それ自体が、外耳炎や皮膚病の原因となっている場合があります。
そして、そのようなフードは、癌やアレルギーの原因でもあります。
シャンプー剤について
シャンプー剤は、近年いろいろなものが市販されていますが、
蚤とり用(これで蚤は死にません。気絶するだけです。)や白犬用(漂白剤が入っているものもあります。)は、
あまり適しているとは言えません。
なるべく低刺激のものを、使ってあげてください。
シャンプー後、赤くなったり、痒がったり、ふけが出たりするものは、その子にあっているとはいえません。
その子にあったものを見つけてあげてください。
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