子犬の育て方 その2

ワクチンも無事終わり、環境にも慣れて
いよいよ外に。。。
しかし、ちょっと待ってください!!


運動について

子犬の時の理想的な運動は、自由運動です。
出来れば、同じような個体と十分に自由に遊ばせること。
これで、ストレス解消にもなるし、犬同士の付き合い方も学べます。
一番良くないのが、リードをつけて、犬が先に歩き、人を引っ張って歩くという形。
これで、前足が狂います。
ウェステイの前肢は、足先がわずかに外に向く傾向にあります。
この時、歩いたときに真っ直ぐな歩様なら、
立った時に、前から見ても、横から見ても真っ直ぐならOKです。
しかし、前足に負担のかかるような運動をさせると、
肘は浮いてしまい、足先はまるっきり外を向いてしまいます。
子犬の骨格は、まだまだやわらかいので、とても狂いやすいのです。
細心の注意が必要です。

フローリングで滑らせても、同様です。よろしくない!!
(注意!!自転車運動、階段の上り下り(特に下り)も足の短い彼らには、よろしくない!!これは、成犬になっても同様です。)
特に体重ののった子は、要注意です。
成長が終わる生後10ヶ月前後までは、十分注意してあげてください。
飼い主の方と並んで歩く。。付け。。を教えるのも良いでしょう。
でも、その御褒美に、十分な自由運動もさせてあげてください。
なんてったって、彼らはまだ遊びたい盛りの子犬なのですから。。。

(注意!!自由運動とは、見知らぬ犬たちと放して遊ばすことではない。気心の知れた犬同士ならOK。
また、他にわんこがいなくてもボール投げなどを上手く使って走らせて遊んであげるといいでしょう。)



子犬の成長について

生後2ヶ月から、1歳くらいまでの間、
子犬の体型や容姿は、著しく変化します。
顔が著しく伸びてしまう時期、
胴がやたら長くなったり、尾が長く感じられるようになったり、
特に毛質の硬い子では、毛量がない分、余計にそう感じられることでしょう。
でも、だいたいの個体は、生後2ヶ月のときの形に戻ってきます。ご安心を。。。
(だから、この時の形が大切なのです。長胴の個体が、ショウトバックには、成り得ないのですから。。。)
ただ、その時期が早い個体で1歳前後
遅い個体で、2〜3歳ということもあります。
頭部についても、1歳を過ぎたころになると、鉢が張って、頭部が大きくなってきます。
(まれにそうならない個体もあります。また、♀は♂に比べて鉢は小さいものです。)
そして、個体の一番充実して美しい時期は、3〜5歳でしょう。
その時期は、十分な自由運動にてより長く保つことが出来ます。
よって、自由運動の大切さをお分かりいただけましたでしょうか?

また、日光浴、外気浴は、子犬の成長には、必要です。
特に骨の成長には、必要不可欠なものです。
ガラス越しでは、無意味です。
運動とは別の意味で考慮してあげてください。



あなたなら、どの子を育ててみたい?


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