子犬の育て方

あなたが、
新しい家族として子犬を迎えるのは、生後60日前後かと思います。
ここでは
その後の育て方を書いて見たいと思います。



まず一番大切なこと!
第一回目のワクチンは、無事済んでいるかどうか?
ワクチンが済んでいるということは、健康診断を受けたということです。
健康診断なしでワクチンを受けるのは、ありえないでしょうから。。。
まだの個体は、
様子を見て、一応健康診断を受けましょう。
月齢によっては、ワクチンを受けることになります。
ただし、この場合、子犬を迎え入れてから何日経っているか。。。
新しい環境に慣れるのに適した日数は経過したかどうか。。。
だいたい一週間位でしょうか。
(迎え入れて間もない子犬にワクチンを受けるのは危険です。
必ず、ある程度、新しい環境に慣れてから受けてください。)
また、下痢などしてないか。。。食欲はあるか。。。元気はあるか。。。???
便の状態のチェックもしましょう。


ワクチンの接種の時期ですが、
第一回目は、生後50日〜60日に、第二回目は、生後90日過ぎに!!

なぜ二回???

子犬は、母犬から初乳を通して免疫を受けています。
しかし、どの子犬もほっておけば、生後90日には無くなってしまいます。
その無くなる時期には個体差があるので、
第一回目は、一応念のため、
第二回目は、親から受けた免疫がどの個体も確実に無くなった時期に受けるものです。
よって、二回目のワクチン(生後90日過ぎに受けるワクチン)がとても大切だということが
おわかりいただけたでしょうか。
(最近では、三回受けるケースも増えてきました。主治医の方とご相談ください。)


ワクチンを受けるときの注意事項ですが、
上に書いたように、元気、食欲、便の状態のチェックは、あたりまえですが
事前に検便などして、もし、寄生虫(子犬の場合、主に回虫)がいた場合、
駆虫は、済ませておかなければなりません。
また、ワクチンを受けるときは、毎回(成犬は、年1回になります。必ず受けましょう。)検便も忘れずにしておきましょう。
それから1週間位は、安静に。。。
お散歩に外に連れ出すのは、それからとなります。
(シャンプーも同様です。)



食事について
必ず今まで与えられていたフードを与えること。

急に変えるのは、危険です。1週間位は、今までと同じものを与えること。
それからです。
変えたいなら、徐々に今までのフードに混ぜながら、変えていってください。
もちろん便の状態に注意して、日にちをかけて行うこと。

生後60日前後の子犬ですと、1日3回与えます。
量は、食べるだけ与えること。
ぺロっと食べて、食器をなめているようでは,少なすぎます。
ただし、そのように育てられてこなかった子に、急にたっぷり与えてしまうと、
食べ過ぎて、急性胃腸炎をおこしかねません。
どのように育ってきたかを知ることが大切です。
食べたいだけ食べさせて育てた子は、自分の食べる量を知っています。
食べ過ぎて、具合が悪くなるなどということもありませんし、
だいたい半年くらいになると、食も止まり、今までのようには、
がつがつとは食べなくなります。
この頃です。3回を2回にするのは。。。
この時期は、個体差があります。
また、季節によっても違ってきます。
成犬では、1日1回と言われますが、我が家では、2回与えています。
ただ、暑い夏場などは、食欲も落ちてきますので、
その個体によって1回にする場合もありますが、

涼しくなってきたら、2回に戻すようにしています。


迎えてすぐの注意!!
子犬は、あたりまえですが、とっても可愛いものです。
ついついかまいたくなってしまいます。
でも、子犬たちは、親や兄弟と離されて、たったひとりで、
今までとは、まったく違った環境のところに来てくれたです。
どうぞ、いじくりまわしすぎないでください。そして、赤ちゃんであるということを忘れないでください。
子犬は、
新しい環境に慣れるには、最低でも1週間位はかかるものです。
しばらくは、必要な世話(食事とトイレ)以外は、そっとしておいてあげましょう。
十分寝たいだけ眠らせてあげましょう。
まだ幼い子犬にとって、睡眠は、食事と同じくらい健康に大きくなるために、とても大切です。
本格的なしつけを始めるのは、それからです。

ウェステイは、寒さ暑さには、強いですが、子犬の時は注意してあげてください。
特に冬場の暖房を切ったあとの温度差や
夏場のエアコンの冷えすぎには、細心の注意が必要です。



それでは、がんばってください。
あなたの大切なウェスティのために。。。♪


全員集合!!




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