食について。。。考えましょう。T



昔といっても私がWESTIEとかかわり始めた頃は、まだまだ良いフードもなく、国産の安いフードが主流。
これらのフードは、ほとんどが穀類(とうもろこしとか大豆とか小麦)、よって、このままでは、ちゃんとした栄養もとれず、
それに生肉(牛や鶏)や内臓(レバーや砂肝etc.)をボイルしたものを(良い牛肉は生で)加えて与えていました。
また、おいも、おから、お茶の葉などなども。

現在は、フードも海外から様々なものが、ぞくぞくと輸入されて来ています。
穀類主体から、お肉主体のフードに変わってきました。
しかし それは、安全でしょうか?
お肉主体になれば、当然、酸化という問題が出てきます。
酸化を防ぐ一番良い?(早い?)方法は、酸化防止剤を加える。
そして、そのようなフードが主流になったと同時に癌やアレルギーも多発するようになった。
これは、単なる偶然でしょうか?
(国産の安いフードには、肉類がほとんど入ってないので、酸化防止剤はあまり必要なかったのです。)
うちの子は、なんでも大丈夫という子でも、だいたい7〜8才になると、なにかしらの問題が出てくる。
この年齢は、わんちゃんたちにとっての厄年。十分な注意が必要です。
また、おやつ類も豊富になった現在、おやつがあぶないということをご存知ですか?
防腐剤の使われているジャーキー類やビスケット類。薬剤処理のされているひずめやぶたのみみやローハイドガムなどなど。
(どんな扱いをしてもかびない、腐らないということに、疑問を持ちましょう!!)
いくら喜ぶからといって、このようなものを幼犬の頃より与えていれば、
7〜8才の厄年を待たずとも問題が出てくるのは、当然です。


当犬舎は、某メーカーのフードを全犬使っています。(profile参照)
なぜこれに?
このメーカのフードは、酸化防止対策として全商品真空パックになっている。(よって小袋しかありません。)
それもコーヒー豆のように、開けるとプシューと音がする。
また、材料にもこだわっている。
薬剤処理されたものや人間が使用不可のものは、使ってない。
そして。。。
良いフードを与えていると、お産の時の様子が違います。お産に結果が出ます。
羊水の色が無色透明で、臭いがほとんどない!!
よって、このような胎内環境にて育って生まれてきた子は、とても強い!!ということ。
これは、ブリーダーでなくては、分からないこと。


当犬舎の考えは、良いフードを与えていれば、おやつはいらない。
でも、あげたい!!というのが、一般のオーナーの方の考え。
それなら、高価でも安全で安心なものを。。。
安全性に欠ける安いおやつ類なら、あげないほうがまし。
某メーカーのほうでも、せっかく良いフードを使っているのに、感心できないおやつ類を与えて問題を起こしている。
本当はフードだけでいいのだけれど、どうしても与えたいというオーナーの方の希望に答えて、おやつ類も開発。
どうぞ、フードもおやつ類も安心安全なものを与えてください。

子犬を寝る間も惜しんで育ててきた者としては、切に願うのですが。。。


処方食についても、専門メーカーが、ものすごい投資をして作っているので、
処方食事態は、どうしてもというときには必要でしょうが、悪くはないと思うのですが、
処方食は、あくまでも処方食。
病気のための食事。
その症状が改善されたら、普通食に戻す。
(そう、パッケージに書かれていると思いますが。。。)
さもないと、ほかの栄養素等が不足して、今度は別の病気を誘発してしまう。
よって、処方食を常用食にしないことが大切かと思います。


また、犬は肉食だからといって、肉を与える。
ボイルしたささみ等をドライフードに加えて与えていらっしゃるオーナーの方も多いと思います。
時々なら良いのですが、また、少量なら良いのですが、好きだからといって、毎日多量の肉類を与えると、
栄養のバランスを崩してしまいます。
手作り食というのもブームのようですが、必要な栄養素を計算して与えるのは、大変なこと。
特に子犬の頃からだと、成長するのに必要な栄養素が取れず、栄養失調状態の子を時々見かけます。
(飼い主の方は、太りすぎでなくてダイエット出来ていると錯覚していますが、
WESTIEにおいてはウエストがくびれていては、やせすぎです。)
こういう子は、免疫力も弱く、ストレスにも弱い傾向にあるようです。
また、普段は大丈夫でも、高齢になった時とか、病気になった時、また、手術をした時などに、術後の回復等が違ってきます。
せっかく良いフードがあるのですから、フードを主体に育ててほしいと思うのですが。。。
最近では、某メーカーでは、生食の総合フードも作られております。
それだけで大丈夫という画期的な生食のフード(フローズン・フォーミラー)です。
ドライは駄目な子とか、また、免疫力UPのためにドライフードに加えて与えるのも良いでしょう。
当犬舎でも使用していますが、老犬などにとても調子が良いです。
(MOMIZIも大好き♪)
また、このフードに入っているブルーベリーやクランベリーは、白いわんこに多く見られる
冬になると鼻の色素が落ちてしまうスノーノーズにも効果があるようです。(根拠はありません。)



最後に。。。飲み水にも注意をしてください。
多量のカルキの入っている水道水を与える。
これは、とても恐いことなのです。
わんちゃんは、腎臓も肝臓も人間に比べて弱いので、7歳8歳になったときに、その結果が表われます。
また、アレルギーの原因にもなっています。
安全な良いフードと安全なお水を与えることは、とても大切なこと。
そして、その子の一生を引き受けたオーナーの方の義務かとも思います。
わんちゃんは、アクセサリーでもこどものおもちゃでもステータスでもないのですから。。。
前の子に比べて、良いフードで獣医さんにかかる率も費用もなくなって、心労もなくなったからとても感謝しているとは、
あるオーナーの方のお言葉〜
こちらこそご理解いただいて〜感謝感謝!!ですね♪


食は毎日のこと。
良いフードも多種多様あります。
今、大丈夫ではなくて、将来も大丈夫なものを、
あなたのたいせつなWESTIEのために、どうぞ真剣に考えてあげてくださいね。



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