WESTIEの子犬の選び方
生後2ヶ月前後の子犬の場合



まず、健全であること。
目(涙やけ)や耳の中、おしり(肛門)は綺麗ですか?
下痢をしていませんか?
毛がべたついていたり、臭くないですか?
皮膚は綺麗ですか?
やせすぎていませんか?



骨量があること。
これは、持ってみてずしっと重い。
見た感じより軽かったら(ふわっと持ち上がってしまったら)
これは、骨量不足または,栄養不足である。
尚、サイズオーバーになる可能性のある個体では、この限りではない。
(このような個体は、おおきいし重い。)


性格が良いこと。
性格の良い個体は、きゃんきゃんとうるさくない。
性格の見方はいろいろあるだろうが、
動きは活発でも、きゃんきゃんとうるさくない個体を選ぶと
(特に子犬同士で遊んでいるとき。うーうーはOK)
まず、まちがいないであろう。
この時、しっぽは上がっていることも大切♪




以上が、家庭犬(ペット犬)としてのWESTIEの基本的な選びかたです。

次に、いかにこの犬種の特徴を備えた個体を選ぶか。。。

頭部。。。大きいこと。
形は、上から見て、なるべく丸いこと。
また、この時期、マズルも太くて短いことが大切である。
ただし、雌は雄に比べて、頭部が小さい。


体型。。。なるべくスクエア(横から見て)であること。
WESTIEは、短脚テリアではあるが、けっして長胴の犬ではないということ。
胸は深いこと。(肘に達する深さの胸)

顔。。。
耳は、小さく底辺の広い三角形をした個体が、望ましい。
この時期、ウサギの耳のように長い耳の個体は、軽い(小さい)頭部に育つであろう。
よって、よろしくない。
目と目は、この時期、なるべく離れていること。
形は、まん丸ではなく、限りなく丸に近いアーモンド形であることが大切である。
まん丸な目は、子犬の時には可愛く感じるが、成長してからの品位に欠けてしまう。
これは一つの欠点である。よって、よろしくない。


尾。。。バランスが大切。
この時期、長く見える個体も、成長と共に変わっていきます。
個体全体を見て、調和のとれた長さであること。


毛質。。。硬くて真っ直ぐであることが理想。
地肌が見えてしまうくらい毛量のない個体、カールした毛質の個体は、よろしくない。
白いこと。

全体。。。
自然に立った時に、張子のようにスクエアであること。
構成の良い個体は、教えなくても自然にステイが出来るものである。
また、上から見たときに後が貧弱でないこと。つまり、おしりが張り出しているかということ。
貧弱な個体は、横から見て、角度のない棒状の後肢(アンギュレーションのない後肢)になってしまうであろう。
そして、これは、遺伝していくので、繁殖はさけるべきである。

まだ前肢の付き方や後嗣の角度や尾付き、首上げなどは、不明であるが、
この時期によろしくない個体が良くなることはけっしてないであろう。







同じウェステイでも毛質によってこんなに違ってしまいます♪
この時期、理想的な構成を持つ個体

生後51日&58日の子犬♪
毛質が硬くて毛量のない個体(左)と充分ある個体(右)
構成の良い子は、ちょっと支えるだけで、ステイしてます♪



生後98日の子犬♪
毛量のある個体と少ない個体の違い。。。体型はGOOD!!
左 ポヮポヮの産毛を抜いたところ。 右 なにもしてません。




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