ブリーディングについて。。考えましょう。



ブリーディングには、
アウトブリード・インブリード・ラインブリードがあります。





アウトブリード(異系繁殖)
まったく異なった系統間の繁殖のこと。
体質の強化などの利点はあるが、
アウトブリードをくりかえすと、犬は、原型に戻ってしまう。
つまり、ウエスティが、狼の体形に戻ってしまう。
よって、短脚で頭大きくから、程遠い体形になってしまうので、
慎重に行うことが、大切である。



インブリード(近親繁殖)
極近親繁殖のこと。
親の良いものを固定させるための近道であるが、
悪いものも強く固定されてしまう。
また、体質が弱くなったり、骨量がなくなったり、サイズが小さくなったりで、
大変危険をともなう。
覚悟が必要。やめたほうが、無難。



ラインブリード(系統繁殖)
やや遠い近親繁殖に属する。
インブリードの危険性を回避した、非常に有利な繁殖法。





よく、この子、顔悪いんだけど、性格いいのよね。
ということが言われますが、
純血種については、ほとんど、あてはまりません。
純血種は、人間が悪いものを削除しながら、作りあげてきたものです。
よって、顔(頭部)体形がよければ、性格もよい。
全て、正比例していきます。
フランスのブリーディングの厳しさを思い出してください。(出会い参照)

だから、フランスの犬(ウエスティ)は、あんなに静かなのです。



.フランスでは、ブリーディングするときに、そのブリーディングしようとしている犬に、
いろいろテストをして、それをクリアした犬だけが、血統書のブリーディングOKの番号をもらえます。

それは、もちろんオスもメスも受けなくてはならならないし、1歳以上にならなければ、受けれません。
(よって、フランスでは、ショー用とかブリーデイング用とかは、成犬ということになります。)
そのテストには、犬のサイズ・歯や睾丸のチェックは、もちろんですが、性格テストもあります。  
それには、
ピストルをうっても怖がらない とか かさを急に開いても怖がらない 等があり、
シャイな犬は、失格の対象となります。  
それで、フランスの犬は、あんなに静かなのですね。
また、生まれてきた子犬は、全て、いれずみで番号をいれることが、絶対条件ですので、へんな
間違いやとりちがいは、おこりません。



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