犬舎創立35周年を記念して
Tha 35th anniversary is commemorated.


ALONG WITH WESTIE.。。。WESTIEと共に。。。いつの間にか35年の年月を迎えました。
その間に、私が取り上げ、産湯をつかわせ、世に送り出した子は、750頭を超え。。。
ちょっと、その数に自分でもびっくりいたしております。
たくさんのいろいろな出会いがあって、命のバトンを託し、
その子たちの成長した姿に、幸せな笑顔に、喜び、励まされ、ここまで来ることが出来ました。
まあ、いろいろありましたけど。。。
たくさんのオーナーさまの支えがあって、ここまで来ることができました。
ドッグ・ショーに頑張った時期もありましたけど、
いろいろな思いから、家庭犬、家族の一員。。。いいえ、家族の一部になることが一番の幸せと思うので、
この思いは、始めからずっと変わることがないので、
ショーの世界は、ちょっとご無沙汰しておりました。(笑)
しかし。。。そして。。。
2017/1/23 英国LYNNSTO犬舎より縁あってGEORGEを迎え、
わずか1週間(土日土日)でCHを完成という快挙を成し遂げました。
良いハンドラー(トリマー)の先生にも巡り合えたので、ショーの世界も楽しめそうです。
NORFOLK TERRIERのBREEDもまだまだわずかですが、開始致しています。
こちらも英国BELLEVILLE犬舎より、2017/7/11入舎予定有。
楽しみです。


最後に

犬舎創立35周年をむかえるにあたり、
当犬舎のポリシーおよびその他詳細についてお話させていただきたいと思います。



☆血統書のこと☆
血統書は、子犬のお代金を全額いただいた時点で、
(基本的には、子犬お渡しのときに全額いただいております。)
JKCに作成依頼をした血統書をお渡しいたしております。
(子犬お渡し時より、だいたい1ヶ月位でお手元にお送りいたしております。)
尚、里子及び条件付の成犬及び未成犬の場合は、この限りではありません。

☆子犬のこと☆
当犬舎では、子犬をお譲りする時点で、ショー用、ブリーディング用、ペット用と
区別してお譲り致してはおりません。
2〜3ヶ月の月齢の子犬の時点で、分かる範囲の条件をクリアした
健全な子犬をお譲りすることになります。
余談ですが、ヨーロッパでまじめに繁殖している犬舎では、
自分の信じるウェステイの特色を兼ね備えた犬を
ショー用ブリーディング用として自分のところに残している。。。
また、自分のタイプを尊重し、ショーやブリ―ディングを続けてくれそうな人に、
本来ならば自分のところにおいておきたいような犬を託している。。。
(ただし、これは成犬にならないと分からないので、
基本的には、ショー、ブリーディング用とは、成犬ということになります。)

当犬舎の目的も単に犬を繁殖して売るということではなく、
ウェステイの素晴らしさをより多くの方に知っていただくために、
ブリーディング致しております。
従って、ご希望の子犬が生まれるまで半年から1年もお待ち頂く場合もございます。
(衝動買いではなく、本当にウェステイを希望するかどうか
納得して決断していただく意味でも、この時間は大切かとも考えております。)
尚、子犬をお譲りする場合(ご予約の場合)は、いちど、お話をさせていただいて、
この方ならうちの子を託せるという判断のもとに承っております。
よって、メールのみのご予約は承っておりません。


☆子犬の代金のこと☆
当犬舎では、定期的にフランス・英国よりトップラインのウェスティを入れ、イン・ブリードにならないように、
健全であること(これは、あたりまえのことですが、忘れられつつあるようです。)及び
犬質の向上、安定を常に意識しながらブリーディングいたしております。
よって、近年流行っているインターネットでの販売 とか 量産している方の販売する子犬とは、
お値段が違ってしまうのは仕方の無いことです。
これから10数年をいっしょに暮らすことを考えると、
それが安いと判断されるか、高いと思われるかは、その方次第です。
金額だけ聞いて高いと思われる方は、どうぞ、ご辞退いただきたく存じます。

☆交配のこと☆
あまり外掛けはしておりません。
それは、うちのための♂ですし、外産をいれて、元を取ろうとか、交配で稼ごうなどとは思っておりません。
その子がいてくれるだけで、満足ですので。。。
また、生まれた子を引き取って売るということもしておりません。
それは、自分で作った子に責任を持つだけでも大変なのに、
よそで生まれた子にまで責任を持つということは、出来かねますので。
まじめにブリ―ディングを考えられている方には、お貸ししております。
かわいい我が子の子が欲しいということならOKです。
しかし。。。

生まれた全部の子犬をはじめから全て売り払ってしまおうという考えの方
また、このこの子が欲しいと周りから言われるから。。。
という繁殖は責任が無さ過ぎます。
どうぞ、ご遠慮くださいませ。


☆ブリ―デイングのこと☆
私は沢山のウェスティを持っていますが、その全てをブリ―ディングには、使っておりません。
我が家に残したいと思うラインのみブリーディングいたしております。
これの子は、残したくはないけど、売るために繁殖しようなどとは、思いません。

ブリーディングとは、命から命へとつなげていくもの。
そんな安易な気持ちで行ってはいけないものと思っております。
そのようなブリードは、ウェステイというすばらしい犬種の特徴を崩す原因にもなってしまうでしょうから。

☆ドッグショーのこと☆
元来ドッグショーでの審査をされる方というのは、
もちろんスタンダードについて厳格に勉強されているとは思いますが、その他に、
その犬種単独のよさという基準から判断される場合と
全犬種のなかで目立つというようなショー的要素をより意識した見方
というのがあるように思われます。

審査の結果はさまざまです。
人間ですから、いろいろな思惑が働く場合もあるかもしれません。
そのようなこともあって、
ショーで勝ったから あるいは チャンピオンということだけでは、犬質の選定基準には致しておりません。


☆当犬舎のこだわり☆
WESTIEのBREEDINGにおいて、いつも私が念頭に置いていること。
健全であり、性格が良いというのはあたりまえのことですが、
顔がかわいいということだけにとらわれていると、横からの体型が崩れてしまう。
つまり、
顔をつめれば(マズルを短くすれば)首も短くなり、短脚にとらわれれば、長胴になってしまう。
この理論を崩してのフェイス可愛く、横からもきれいな子たち(構成の良い個体)の作出、固定!!
これは、厳密なるLINE BREEDによって、やっと、巡り合えるものです。
今、その幸せをかみ締めて。。。



1982年7月7日 犬舎設立して、いつのまにか35年が経ち、
しかし 私のポリシーは変わらないままここまで来ることが出来ました。
我が家から巣立った子犬たちは、ほとんど全て行き先が分かっていますし、
そのオーナーの方達とのお付き合いを楽しみに、励みに
今後もこのままいきたいと思っています。
これからも
LADY SAGITTARIUS WESTIE (&NORHOLK TERRIER)をよろしくおねがいします。

2017.7.7




追記

35周年を記念して、ランに、CHARNEL HOUSE(納骨堂)を建てました。(2017/11/29完成)
慰霊碑とも思ったのですが、こちらなら霊園に預けているみんなを連れて帰れるので。
年内にお引越し出来て良かった〜これで安心してみんなで、新年を迎えられます。
 2017/12/12